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石油基地を背に笑顔を浮かべる姿

1997年(平成9年)入社

石油事業部 業務部

熊本工業大(現・崇城大)卒

諸星 善健

培った知識と技術で、石油基地の安全を守ります。
モニターで港湾作業を指差しチェックする姿

海の見える環境で仕事がしたかった

わたしは海が好きだったので、仕事をするなら海の近くで、とひそかに思っていました。出身は富士市でしたので、学生時代はよく釣りをしに田子の浦港に来ていましたが、当社の存在は知りませんでした。「海の近くで働くなら清水かな」と漠然と思っていましたが、就職活動のときに当社を知りました。自分の希望を叶えてくれる会社がこんなに近くにあったことに感動し、すぐに企業研究を行い応募、無事入社することができました。今は6人の子供に恵まれ、大変ではありましたが、にぎやかで楽しい家庭を築けたと思います。
自分が働きたい職場で仕事ができることは、幸せであると同時にモチベーションの維持にも繋がることを実感しています。「好きなこと、やりたいことを仕事に繋げることは、自分の人生をより良いものにする」ということを大切にしていきたいです。

危険物を取り扱うことの責任

当社は、石油元売各社の設備が集結する「石油基地」を保有しており、ガソリンや軽油などの石油類を海から陸へ運ぶための中継地点として石油貯蔵施設の管理を行っています。保有している設備は、石油元売会社様へ賃貸し利用していただいております。当社の役目は、船から基地内のタンクへ移送する荷役と、お客様が設備を正常に利用できるように日々管理業務を行うことです。
石油類は一定の要件を満たすと、発火や爆発などの事故を引き起こす危険な物質です。厳しい許可のもと、正しい知識を持って適切に管理ができなくては取り扱うことはできません。石油基地の背後地には住宅街があり、住民の皆様の寛大なご理解をいただき、基地の運営ができています。一つの過ちが重大な災害を引き起こすことを常に意識し、安心・安全な石油基地の管理運営に日々取り組んでいます。

発火や爆発に備える消防車の前に立つ姿

長く携わった経験とプロフェッショナルとして

わたしは入社時から石油事業部に所属し、これまで石油一本で業務に従事してきました。わたしのように異動もなく同じ部署で業務をすることは当社では稀です。正直なところ、他の部署へ異動していろいろな業務を経験したいと思った時もありましたが、石油施設の運営には技術的、専門的な知識や経験が必須であることもあり、石油事業部の業務に関しては誰よりも熟知しているという自負があります。また、危険物乙種、有機溶剤作業主任者、電気工事士など多様な資格を会社負担で取得させていただき、長く従事したことによる経験とスキルを得られたことは今の自信に繋がっています。今後は、石油基地を次世代に託すため、これまでの経験を後進に継承することがわたしの役割であると実感しています。

石油基地前でのクローズアップ写真

ある日のスケジュール

8:10 始業 朝礼・作業前ミーティング
8:30 回覧物チェック
設備工事資料・議事録等の作成
10:00 石油基地安全パトロール
(タンカー船受入およびローリー車積込、
設備工事現場など)
13:00 工事工程会議
15:00 設備工事資料・議事録等の作成
16:40 終業