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停泊するコンテナ船の青い船体を背に凛々しい顔つきで立つ姿

2014年(平成26年)入社

港運事業部 作業部

神戸国際大 卒

佐野 正典

オンでもオフでも受ける刺激が、モチベーションに繋がります
港湾荷役の現場にてトランシーバーで指示を出す横顔

海と陸をつなぐ

私は小中高大と、サッカー一色の毎日でした。部員が100人以上居るチームで副キャプテンとしてチームの補佐をし、選抜に選ばれて海外遠征に行ったこともありました。サッカーを通じて様々な経験ができたので、サッカーは自分にとっての「強み」でした。引退を機に就職活動をする中で、企業ガイダンスで当社の説明を受け、「海と陸の架け橋」として地域の物流を支える当社の役割や、全国でも珍しい一港一社の独占企業であることは圧倒的な「強み」であると感じました。当社と業務をした経験のある父の勧めもあり、第一志望で入社しました。
私が現在所属する作業部は、貨物を船から揚げたり積んだりという現場荷役作業を担当する部署です。私はフォアマンという本船荷役責任者として、貨物の積み降ろし作業の指揮監督をしています。作業現場では荷役の進行やトラックの配送、天候や作業員の配置などあらゆる状況を把握していなければなりません。入港から出港までの間、お客様から預かった大事な貨物を直接取り扱う部署として、安全に、そして効率良く作業するために、常に一歩先を見据えて万全を期すよう努めています。

チームでつくる安全作業

フォアマンは、荷役現場では現場作業員や船長に指示を出す立場にあります。異常やトラブルがあったときは作業長や本船チーフと協議しつつ、フォアマンが最終判断を下さなければなりません。入社当時は四苦八苦することも多く、自分の知識や経験を積むことに必死でした。また、船舶の中には外国から来る船もあり、外国の船員の方と業務の打ち合わせを行う場面もあります。不慣れな言葉でのコミュニケーションは一筋縄ではいきませんが、普段関わることの無い人達と接するのは、貴重な経験であり、刺激的です。荷役作業はまさにチームワークなので、いろんな人たちと関わり合いながら作業を着実に進め、そして無事に終えて船が出港したときはとても大きな達成感があります。

コンテナ線の前で他の作業員が持つ書類を指差す姿

オンとオフにメリハリを

港の仕事は天候や景況に左右されやすいため、繁閑の波が不規則にあります。また、基本的に年中無休・24時間稼動体制なので、入港があれば休日や深夜でも荷役作業を行います。休日出勤は月1~2回のペースでありますが、振替休日を取れるので、子供を連れて平日のアウトドアを家族で楽しんでいます。サッカー観戦も好きなので、子供が大きくなったら会社の福利厚生を利用して土日は一緒にJリーグの試合観戦にも行ってみたいですね。仕事は大変なときもありますが、プライベートを充実してこそ乗り越えられます。田子の浦埠頭では、きっとそのことが実感できるはずです。

フォークリフトに乗り後方を指差し確認する姿

ある日のスケジュール

8:10 始業 荷役作業計画の確認
8:20 朝礼・指差呼称
荷役作業現場の指揮・監督
10:00 事務処理(作業計画入力・日報準備など)
13:00 午後の作業計画・進捗状況の確認
15:00 船舶出港準備
16:00 作業日報入力
翌日の作業計画の確認
16:40 終業 (荷役状況や出港予定により残業勤務)